2009-06-16 第171回国会 参議院 財政金融委員会 第21号
それで、今回の金融版のADRをつくる際に、同じく平成二十年六月に出された金融トラブル連絡調整協議会の座長メモには、金融ADRには業界横断的機能が必要と書かれておりますが、この業界横断的機能の意味を御説明をいただきたいと思います。
それで、今回の金融版のADRをつくる際に、同じく平成二十年六月に出された金融トラブル連絡調整協議会の座長メモには、金融ADRには業界横断的機能が必要と書かれておりますが、この業界横断的機能の意味を御説明をいただきたいと思います。
さらに、私は大事だと思っておりますのは、現在熱心に議論されている件でありますけれども、それは責任投資原則ということであり、これはエクエーター原則が直接、エクエーター原則のいわゆる直接金融版という、そういうバージョンだと思っておりますけれども、今後やはり幅広く私は活用を期待していかなければいけない、そういう原則だと思っております。
言ってみればこの金融サービス法は製造物責任、PL法の金融版であると言えるのではないかと思います。 今、五木寛之さんの「大河の一滴」というのがベストセラーですが、彼もきょうの世界を市場原理と自己責任であるとし、もう覚悟を決めるしかない、こう書いております。 我々は、果たして今の日本の土壌になじむのかなじまないのかよくわからないながら、覚悟を決めてこの自己責任体制のビッグバンについに突入した。
そうした財政改革、予算審議の面でも批判が多い中で、この三十兆円の金融システム安定化の法案というのは、言ってみたら土建計画の金融版ではありませんか。三十兆円という枠を使って、そしてこれからは七人委員会等によって箇所づけしていく。そしてそれについて国会は一切の発言権を放棄させるつごうした発想と運用の仕方が、国会の外で膨大な税金を使おうという点でまことに類似しております。
この辺に本当はメスを入れなかったら、これからのオープンな日本の経済、ましてこれから金融版ビッグバンだけじゃなくて建設関係もどんどん入ってくると思います。もう既に一部入っているわけでありますけれども、WTOですか。ですから、こういうものを整理して、本当にコストを下げるという意識を持たないと、私は無理だと思いますよ。
政府の打ち出した農業基本法のこれは金融版として近代化制度が発足したわけであります。三十六年からこれが現実に消化されて現在に至った間に、はたして近代化資金が意図した方向が政策金融として効率的な結果であったと判断しておられますかどうですか。農業経営の近代化あるいは協業化の助長、その点はどうなんですか。